マメタンアンカのご使用方法と注意

使用方法

  • ミツウロコの豆炭をご使用の場合は、豆炭が1/2位赤くなるまで着火させて、アンカの中央の穴に入れて下さい。全体が真っ赤になるまで着火させると、立ち消えの原因となります。
  • アンカには着火させた豆炭1個を入れて下さい。
  • ミツウロコのスーパーマメタンをご使用の場合は、火熾し器等を用いて豆炭の角へ着火し、炎が消えて2~3分たってからアンカのフタをして下さい。
    なお、炎がでない場合はもう一度着火して下さい。
  • 就寝の2時間くらい前に布団に入れるのが最適です。
  • ロックウール(岩綿)を多く詰めるとアンカの温度は下がりますので、やわらかい暖かさをお好みの方は、ロックウールを補充して下さい。
    但し、詰め過ぎると立ち消えすることがあります。
  • アンカのロックウールはご使用方法によって、固まったり減ることがあり、このような時には温度が上がり過ぎることがあります。
    その時は、別売りのミツウロコの豆炭アンカ用ロックウールセットと交換して下さい。
    ロックウールセットは片面に1箱必要になるため、両面交換する際は2箱ご使用下さい。
    また目安として、3年程度で交換して下さい。
    • ※ロックウールは石綿(アスベスト)とは異なり、人工鉱物で人体には影響はありません。
  • 暖かいアンカを同じところに置いておくと、変色したり床等にダメージを与えてしまうため、熱に弱いところには長時間放置しないで下さい。

アンカが暖かくならない際の確認ポイント

1.使用している豆炭の確認

昨年の豆炭を使用した場合、湿気を帯びている可能性があり、豆炭1つを使用する豆炭アンカでは立ち消えの原因となることがあります。

2.火熾しについての確認

片面が赤くなる程度まで着火をして下さい。
全体が真っ赤になるまで行うと、酸素不足により立ち消えの原因になります。
また豆炭アンカに入れる際は、赤くなった面を下に入れ、確実に止金具をしめるようにして下さい。

3.豆炭の入れ方の確認

豆炭を豆炭アンカの真ん中に入れ、金属の仕切りに触れないようにして下さい。
立ち消えの原因となることがあります。

4.ロックウールに偏りがないのか確認(新品の場合)

まれにロックウールが偏っており、うまく燃焼できない事があります。
一度ロックウールを取り出し、再度入れ直してみて下さい。

5.使用してからどれぐらいかの確認

  • 新品の場合、まだロックウールと豆炭が馴染んでいない可能性があります。 しばらく様子を見て下さい。
  • 以前から使用している場合、使用頻度にもよりますが、ロックウールは消耗品のため交換することも検討して下さい。

使用上の注意

豆炭をガラス繊維(サシコマット)・ロックウールで包んでいますので、安全ですが次の注意事項をお守りいただき、特に『火災』と『やけど』にご注意下さい。
また一酸化炭素には十分に気をつけてご使用下さい。

火災に注意

  • アンカには、熱に弱いポリプロピレン、塩ビ系の繊維を使用している布団やシーツ等、又、ゴム系のマットレスや合繊マットレス等を使わないで下さい。
    これらの布団、シーツ、マットレス、寝袋等は熱がこもりやすく、こげや火災の原因になる場合があります。
  • 上記の素材以外でも高温になったアンカにより、布団等が変色することがありますのであらかじめご承知置き下さい。
  • アンカ2個以上を一緒にして布団の中に入れないで下さい。
    また、おやすみ中でない布団の中に、長時間アンカを放置しないで下さい。布団等が変色することがあります。
  • アンカの温度が高すぎる時は、ロックウールを補充または取替えて下さい。
  • 布袋の上からタオル等で包むと、更に温度が高くなりますので包まないで下さい。
  • アンカを電気毛布、電気敷布、電気カーペット等、他の暖房器具とは絶対に併用しないで下さい。
  • 使用後の灰は、完全に消えていることを確認し、お住まいの市町村の指示に従い処分して下さい。

やけどに注意

  • 就寝中、アンカに直接身体を長時間ふれますとやけどの恐れがあります。
    特にお子様、ご年配者、ご病人、眠りの深い方、また飲酒後の就寝、疲れている場合等はご注意下さい。
  • 赤ちゃん、ご病人等1日中アンカをご使用の場合は、なるべく足から離したところにアンカを入れ、時々位置をかえて下さい。
  • 布団の中に熱気がこもりますので、長時間布団にもぐらないようご注意ください。
  • スーパーマメタンを着火する際は、最初炎が上がる場合がありますのでやけどにはご注意ください。

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