生産

一次基地

LPガスの供給は、産ガス国からの輸入分と石油製品の生産過程で副生される国内生産分に分けられます。一次基地とは、国内生産分の場合石油精製基地、輸入分の時は輸入基地(全国に35箇所)のことをそれぞれ指します。
ここからLPガスは内航船や鉄道のタンク貨車あるいはタンクローリーに積み込まれて、二次基地へと出荷されます。

LPガスがお客様に届くまで

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輸入基地

産ガス国からタンカーで運ばれてきたLPガスは全国35箇所にある輸入基地に一時保管されます。
輸入基地はLPガスの一次基地の役割を果たしており、ここからLPガスは国内航用のタンカーやタンクローリーに積み込まれて、二次基地へと出荷されます。

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国内生産

LPガスの供給は、約4分の3を輸入であるのに対し、約4分の1を国内生産でまかなっています。これを国内生産(LPガス)と呼びます。
国内生産LPガスは、石油精製プラントで生産されているものと、石油化学工場のナフサを分解する過程で回収されるものの2通りがあります。

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国家備蓄

LPガスを安定して供給するために、国が一定量のLPガスを溜めることを国家備蓄といいます。LPガスは約4分の3を海外からの輸入に頼っており、そのうち約8割を中東が占めています。
産ガス国での紛争や事故等により供給が一時的に停止した時に備蓄が必要となるのです。
民間備蓄と合わせて約300万トンの備蓄が行われています。

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国家備蓄

天然ガス

天然ガスとは油田、ガス田から産出される無色透明のガスで、油田から原油と共に生産されるものを随伴ガス、ガス田から産出されるものを非随伴ガスと言います。
性状としてはメタンを主成分とするものと、プロパン、ブタン、ペンタンなど液化しやすい成分を多量に含んだものとがあります。
天然ガスはマイナス162℃に冷却して液化すると600分の1の体積となりタンカーでの大量輸送が可能になります。発電用と民生用(都市ガス等)として利用されています。

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