流通

二次基地

二次基地とは、沿岸・内陸にあるLPガス輸送時の中継基地です。
一次基地(輸入LPガスは輸入基地、国内生産のLPガスは石油精製基地)から内航船などで二次基地に運ばれてきたLPガスは、ここでタンクローリーなどに積み込まれ、各地にあるLPガス充てん所まで輸送されます。

LPガスがお客様に届くまで

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元売再編

エネルギー業界では市場の自由化や規制緩和が進められています。
LPガス業界も同様で、国際的にみて遜色のない競合力のあるLPガスサービスの実現を目標とした市場の自由化・規制緩和により、競争が激化、そのため価格競争に打ち勝てる供給体制の確立が求められました。
その対策の一つとしてあげられるのが元売再編です。
現在では、国内の石油・LPガス元売業界は4大物流連合による市場が形成されてますが、この元売再編の動きは、今後も続いていくと考えられます。

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流通合理化

LPガスの充てん所や配送の共同化を行うことで、無駄なコストを削減することが流通の合理化です。LPガス充てん所は系列毎に建設されてきたため、ひとつの地域に複数の系列の充てん所が建設されており、配送についても何台もの配送車が錯綜していました。
これらを共同化し配送センターが設立されています。充てん所の共同化には国からの補助金も出ています。

また、LPガス容器の大型化、新バルク供給システム、残ガス量のコンピューター管理等による流通の合理化も図られています。

流通合理化

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オートガススタンド

オートガススタンドとは、LPG車に燃料を補給する、いわばLPガス版ガソリンスタンドです。現在オートガススタンドは全国に1,800カ所、世界では約10万カ所に設置されています。

LPガスを燃料とする自動車は、燃料費が安く経済性に優れているだけでなく、排ガス中に有害物質(ベンゼン、アルデヒドなど)を含まないなど環境性にも優れています。
日本では、タクシーのほとんどがLPガスを使用していますが、最近ではディーゼル自動車に変わるクリーンエネルギー自動車として大都市を中心に広く普及しています。

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新バルク

新バルクとは、バルクによる一般家庭への新しいLPガス供給システムです。工場などを対象とした従来の大規模なバルク供給と区別するため「新バルク供給システム」と呼ばれています。
一般家庭など消費先に設置した貯槽または容器に、バルクローリからホースでLPガスを直接充てんします。

新バルク供給のメリットは、LPガス容器が不要であり外観がすっきりすること、流通合理化・コストの削減などが挙げられ、今後の普及拡大が期待されています。

バルク供給システム

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